続投。
2003年2月2日第二章。ロード。
どうしても急いで皆さんに伝えたいホットな話題。
皆さんに報告ー。
ワタシこの1月31日をもって27歳になりました。
うふん。
なぜうふんかはわからんがとりあえず
誕生日オメデトウ!って事で。言えっ。
が。
この誕生日に何を隠そういかにもワタシらしい
事件が起きました。
ワクワクしないっそこのっ。
30日にですね、
「わあい、平日だけど明日誕生日だし、今日は早く仕事きりあげて
ハッピーバースデーフォー自分!」
なんて早々に家に帰ったんですよ。
家に着いて先ずする事ったら
アタック・ザ・インフルエンザ。
手を洗うワケですわ。
ちょっと間違ってるけど例によって気にすんな。
さて、と当然の様に蛇口をひねると。
出ない。
水が。
もう一回言いましょうか。
水が出ない。
あっはっはっは。笑っちゃいますね。
水が出ないんですよ。水が。
この文明の行き着く先にもう来過ぎちゃって
なんなら自然を大事にしなきゃ、
なんて焦り始めたこの御時世にさ。
今でこそ笑ってますが当時は
「!?Ds”=iut和えw*%$6635(3下p|plアレイt094エウ!?」
気持ち文字化け。
しーばらく考えました。
凍ったのか?水道料金未払いか?
とりあえず同じ建屋の隣に住んでいる親父の所に相談を。
「あのさー、水出無いんだけどそっちどう?」
親父。
「そういえば夕方頃、どっかから水が漏れてるって
近所の人が元栓を止めてくれたとか言ってたなあ」
言っとけや親父よ。
まあ、理由はわかりました。
しかし水漏れとはどうした事か。
とにかく事態を確認する為に元栓を探しました。
ウチはアパートで元栓が戸数分並んでいます。
ってもたいした数じゃ無いんですけど
それでも他の住民の元栓間違って捻ったらそれこそ
ブーって音がなってボブサップでも出て来そうじゃないですか。
んで化粧とか落とされるの。鈴木サリナばりに。
それなら面白いんですが現実は
早朝に殴り込み
とか考えられたんで慎重に探しました。
その作業も親父が全然頼りにならずイライラしながら
やっとこさ見つけていざ開くと。
「ばたばたばたばたーーーーー」
何処からかスゴイ水音が。
屋外の上のほお〜から水が出ています。
どうもウチの玄関の脇にある外階段のあたり。
下から見ようとしてもいかんせん時間は夜。
真っ暗で何も見えません。
しかもすごい水しぶき。
飛沫が真上から雨の様に降ってくるので
「あら?星が出てるのに雨が?」
これ真剣に思った事です。
人間っていうのは面白いもので
想像の範疇を超越した事態に陥ると
現実逃避にも似た素頓狂な考えが浮かびます。
その勢いにビビったワタシはとにかく元栓を止め
親父にてめえでなんとかする旨を伝え部屋に戻りました。
やれ、困ったぞ。
とにかくタウンページです。
暮らし安心クラシアンはどうも高い、
という話をどこからか聞いていたので
とにかく地元密着型の水道工務店を探しました。
が、どこも反応はイマイチ。
と言うのもこの症状ではもしかしたら壁を壊すかも知れず
とりあえず深夜での屋外作業は無理、という返事でした。
絶望感漂い始めたその頃。
チーン。
誕生日になりました。
携帯には買った当時登録しておいた
「ハッピーバースデーフォー自分!」
の文字が。
どうなの、こんな27歳最初の夜。
そんな事はどうでもいいんじゃい。
とにかくすぐ治してもらわねば
ケーキに立てたロウソクを、吹き消す事もままならぬ。
いや、ケーキは買って来て無かったですが。
タウンページを無作為に捲っている時にありがちな脱力感と、
壁を壊すかも知れないと言う絶望感がそろそろ芽生えて来て
とにかく早朝電話する事に致しました。
ついでに欠勤決定。
腹いせに知り合いに電話をしました。
友人宅にいた模様。
「ちょっとお!聞いてよ!水出ねーんだよウチ!どーゆう事だよ大体この御時世に水が出ないってどーゆう事だよ。壁壊すかもって。壁壊すかもって。しかも誕生日よ!?アタシまさに今27歳になりますって時に水無しってどーなのよ。風呂どころか手も洗えないし顔も洗えないしトイレも流せないんだぜ!イコール死じゃん。あーあー良いわねアンタは友達と一緒だし水も使えるし、テレビも見れるし水も使えるし、ネットもできるし水も使えるし、いじめか?いじめか?今すぐこーい!!」
無関係な人に八つ当たりをし、最終的には
「こっちの話を聞けー!」
と怒られたりしてました。
ちなみにこの無関係な人は
ワタシが酔っ払いに殴られたといっては電話をかけ、
お嬢さんが亡くなったといっては電話をかけ、
人と喧嘩しては電話をかけ、と
常に常に悪態をつきに電話をしているので
この頃ワタシから電話がかかってくると
ドキッとする、と言ってました。
ごめん。
良い奴だよアンタ。
そしてこ奴から隣の親父の所から水をもらってくれば良い事、
トイレはタンクの貯水量で2回はいける事
など常識的な事を教えてもらって落ち着きました。
ただトイレに関してはもしかしたらつまりかもしれないので
恐くて結局流しませんでしたが。
イコールブツは溜めてたって事ですが
そのへんは誕生日オメデトウって事で見て見ぬフリして下さい。
そしてこの夜をどう過ごしたかと言うと。
夜中3時くらいまでは放心状態だったんですが
いい加減動くべーかと思い
親父の所から薬缶いっぱい分の水を貰ってきて
ちょっと沸かしてはボウルに溜めて
貴婦人の様にそろそろと顔を洗ったり
最小限の水で歯を磨いたり
もちろん恒例のレッツ快便茶はトイレ事情がアレなので止め、
翌日の歯磨き用にも水を残さねばならないという
リアル漂流教室でした。
何度も言うけど誕生日の夜です。
なんだか全てが霞がかって見えました。
長いなあ。
もうどうでもいい感じなので
手っ取り早く事の顛末を申し上げると原因は。
外階段の上になぜかウチからひいた水道管があって
その先の蛇口が凍結で壊れて
水がだだもれになっていたんでした。
だだもれ、って響き、好きです。
雨が降っているようだったのは
流れた水が階段に当たって上から落ちていたんですね。
ね。じゃねえよ。
よく見とけよアタシ。
深夜に「屋外の配管が、配管が、」とか大騒ぎして
あげく壁を壊すかも、まで言われといて
原因蛇口壊れてただけかい。
おかげでその後、気張って修理に来た業者には
「あれの事ですカア??」
と5回くらいバカにしたような顔で言われました。
ワタシも目が点。
「あれえ?昨日はもっと…こう…
上のほうから落ちてたんですけど〜」
なあんて
アタシ何にも一人で出来ないコだからよくわからないの、えへ。
ぐらいの余計な説明を入れつつ修理してもらうに至りました。
あー、やっと終わった。
最後息切れしてますがこんな感じの誕生日でした。
この日はホントは会社で、誰にも聞かれて無いのに
自分の誕生日をアッピールして大騒ぎする予定だったのに
水無しで業者を待つだけの寂しい一日になってしまいました。
皆さんも何かトラブルがあった時は
とりあえず冷静に事の真理を見極める様に致しましょう。
余談ですがワタシは仕事の一端で機材の修理をしています。
会社の人には言えない事件でした。
死んでしまえ、こんなワタシなんか。
今日も気持ち欄に「これ程水を大事に思った事は無かった」
が無いので泣く泣く「普通」で。
二つの意味で泣く泣く。
どうしても急いで皆さんに伝えたいホットな話題。
皆さんに報告ー。
ワタシこの1月31日をもって27歳になりました。
うふん。
なぜうふんかはわからんがとりあえず
誕生日オメデトウ!って事で。言えっ。
が。
この誕生日に何を隠そういかにもワタシらしい
事件が起きました。
ワクワクしないっそこのっ。
30日にですね、
「わあい、平日だけど明日誕生日だし、今日は早く仕事きりあげて
ハッピーバースデーフォー自分!」
なんて早々に家に帰ったんですよ。
家に着いて先ずする事ったら
アタック・ザ・インフルエンザ。
手を洗うワケですわ。
ちょっと間違ってるけど例によって気にすんな。
さて、と当然の様に蛇口をひねると。
出ない。
水が。
もう一回言いましょうか。
水が出ない。
あっはっはっは。笑っちゃいますね。
水が出ないんですよ。水が。
この文明の行き着く先にもう来過ぎちゃって
なんなら自然を大事にしなきゃ、
なんて焦り始めたこの御時世にさ。
今でこそ笑ってますが当時は
「!?Ds”=iut和えw*%$6635(3下p|plアレイt094エウ!?」
気持ち文字化け。
しーばらく考えました。
凍ったのか?水道料金未払いか?
とりあえず同じ建屋の隣に住んでいる親父の所に相談を。
「あのさー、水出無いんだけどそっちどう?」
親父。
「そういえば夕方頃、どっかから水が漏れてるって
近所の人が元栓を止めてくれたとか言ってたなあ」
言っとけや親父よ。
まあ、理由はわかりました。
しかし水漏れとはどうした事か。
とにかく事態を確認する為に元栓を探しました。
ウチはアパートで元栓が戸数分並んでいます。
ってもたいした数じゃ無いんですけど
それでも他の住民の元栓間違って捻ったらそれこそ
ブーって音がなってボブサップでも出て来そうじゃないですか。
んで化粧とか落とされるの。鈴木サリナばりに。
それなら面白いんですが現実は
早朝に殴り込み
とか考えられたんで慎重に探しました。
その作業も親父が全然頼りにならずイライラしながら
やっとこさ見つけていざ開くと。
「ばたばたばたばたーーーーー」
何処からかスゴイ水音が。
屋外の上のほお〜から水が出ています。
どうもウチの玄関の脇にある外階段のあたり。
下から見ようとしてもいかんせん時間は夜。
真っ暗で何も見えません。
しかもすごい水しぶき。
飛沫が真上から雨の様に降ってくるので
「あら?星が出てるのに雨が?」
これ真剣に思った事です。
人間っていうのは面白いもので
想像の範疇を超越した事態に陥ると
現実逃避にも似た素頓狂な考えが浮かびます。
その勢いにビビったワタシはとにかく元栓を止め
親父にてめえでなんとかする旨を伝え部屋に戻りました。
やれ、困ったぞ。
とにかくタウンページです。
暮らし安心クラシアンはどうも高い、
という話をどこからか聞いていたので
とにかく地元密着型の水道工務店を探しました。
が、どこも反応はイマイチ。
と言うのもこの症状ではもしかしたら壁を壊すかも知れず
とりあえず深夜での屋外作業は無理、という返事でした。
絶望感漂い始めたその頃。
チーン。
誕生日になりました。
携帯には買った当時登録しておいた
「ハッピーバースデーフォー自分!」
の文字が。
どうなの、こんな27歳最初の夜。
そんな事はどうでもいいんじゃい。
とにかくすぐ治してもらわねば
ケーキに立てたロウソクを、吹き消す事もままならぬ。
いや、ケーキは買って来て無かったですが。
タウンページを無作為に捲っている時にありがちな脱力感と、
壁を壊すかも知れないと言う絶望感がそろそろ芽生えて来て
とにかく早朝電話する事に致しました。
ついでに欠勤決定。
腹いせに知り合いに電話をしました。
友人宅にいた模様。
「ちょっとお!聞いてよ!水出ねーんだよウチ!どーゆう事だよ大体この御時世に水が出ないってどーゆう事だよ。壁壊すかもって。壁壊すかもって。しかも誕生日よ!?アタシまさに今27歳になりますって時に水無しってどーなのよ。風呂どころか手も洗えないし顔も洗えないしトイレも流せないんだぜ!イコール死じゃん。あーあー良いわねアンタは友達と一緒だし水も使えるし、テレビも見れるし水も使えるし、ネットもできるし水も使えるし、いじめか?いじめか?今すぐこーい!!」
無関係な人に八つ当たりをし、最終的には
「こっちの話を聞けー!」
と怒られたりしてました。
ちなみにこの無関係な人は
ワタシが酔っ払いに殴られたといっては電話をかけ、
お嬢さんが亡くなったといっては電話をかけ、
人と喧嘩しては電話をかけ、と
常に常に悪態をつきに電話をしているので
この頃ワタシから電話がかかってくると
ドキッとする、と言ってました。
ごめん。
良い奴だよアンタ。
そしてこ奴から隣の親父の所から水をもらってくれば良い事、
トイレはタンクの貯水量で2回はいける事
など常識的な事を教えてもらって落ち着きました。
ただトイレに関してはもしかしたらつまりかもしれないので
恐くて結局流しませんでしたが。
イコールブツは溜めてたって事ですが
そのへんは誕生日オメデトウって事で見て見ぬフリして下さい。
そしてこの夜をどう過ごしたかと言うと。
夜中3時くらいまでは放心状態だったんですが
いい加減動くべーかと思い
親父の所から薬缶いっぱい分の水を貰ってきて
ちょっと沸かしてはボウルに溜めて
貴婦人の様にそろそろと顔を洗ったり
最小限の水で歯を磨いたり
もちろん恒例のレッツ快便茶はトイレ事情がアレなので止め、
翌日の歯磨き用にも水を残さねばならないという
リアル漂流教室でした。
何度も言うけど誕生日の夜です。
なんだか全てが霞がかって見えました。
長いなあ。
もうどうでもいい感じなので
手っ取り早く事の顛末を申し上げると原因は。
外階段の上になぜかウチからひいた水道管があって
その先の蛇口が凍結で壊れて
水がだだもれになっていたんでした。
だだもれ、って響き、好きです。
雨が降っているようだったのは
流れた水が階段に当たって上から落ちていたんですね。
ね。じゃねえよ。
よく見とけよアタシ。
深夜に「屋外の配管が、配管が、」とか大騒ぎして
あげく壁を壊すかも、まで言われといて
原因蛇口壊れてただけかい。
おかげでその後、気張って修理に来た業者には
「あれの事ですカア??」
と5回くらいバカにしたような顔で言われました。
ワタシも目が点。
「あれえ?昨日はもっと…こう…
上のほうから落ちてたんですけど〜」
なあんて
アタシ何にも一人で出来ないコだからよくわからないの、えへ。
ぐらいの余計な説明を入れつつ修理してもらうに至りました。
あー、やっと終わった。
最後息切れしてますがこんな感じの誕生日でした。
この日はホントは会社で、誰にも聞かれて無いのに
自分の誕生日をアッピールして大騒ぎする予定だったのに
水無しで業者を待つだけの寂しい一日になってしまいました。
皆さんも何かトラブルがあった時は
とりあえず冷静に事の真理を見極める様に致しましょう。
余談ですがワタシは仕事の一端で機材の修理をしています。
会社の人には言えない事件でした。
死んでしまえ、こんなワタシなんか。
今日も気持ち欄に「これ程水を大事に思った事は無かった」
が無いので泣く泣く「普通」で。
二つの意味で泣く泣く。
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