二児の母になり損ねる　1

損ねる、というのは残念、の意でしたっけか。
それともそんな意図の無い言葉だったか。

こんばんは。萌えを残したまま消息を絶っていた王原です。
今夜はソファのまわりを巣にして腰を落ち着けての日記です。
氷結とたこわさなんか用意しちゃって。

さて、表題の二児ですが。

先日ウチから30メートル程離れた駐車場で出逢ったんです。
疾走する彼らに。

犬。

元気のありあまったポメラニアン。

すごい早さで脇を通り抜けて行った彼らですが、最初はそばに人がいました。
で、紐無し散歩するにゃあ落ち着きが無さ過ぎねえかー、と思ってたんですが
そこからウチに向かう途中で再度ウロウロする彼らに遭遇。
あら、飼い主は、とキョロキョロするも誰もそばには無し。

休日の夕方遅くだったのでまわりは真っ暗だし、だんだん不安になってくる。

もしや迷い犬…。

さっきの人も捕獲しようとしてそのまま逃げられたのだと推察し、
ちょっとそばに行ってみると一匹はすでに消えていました。

毛並みも良いし何より人の目をちゃんと見るコだったので
こりゃあ確実に家から逃げ出したなあ、と思いました。
うーむ。

絶対道路に飛び出す。

ホントに落ち着きが無いんですよ。
外に出たのが嬉しくてしょうがない、といった様子。
捕まえようとしても逃げるというよりはあっちに気を取られこっちに気を取られ、
といった感じで。

そう遠くへは来ていまい、と予想し
がっちり確保して近所をウロウロしてみる。
飼い主やーい、とぶつぶつ言いながら近所の3、4ブロックをうろついてみましたが
探している様子の人は見当たりませんでした。
でも毛並みの整った室内犬ならきっと病院にかかっているだろうし
やむなく以前ウチもお世話になっていた近所の動物病院へ行く事にしました。

その際、だっこしていると大人しくなる彼でしたが
抱えた手に何やら生暖かいものが。

元気になっちゃってるちんこ。

こんなに奇麗にしてるのになぜに去勢しないか。
もしかしてこの落ち着きの無さはサカリなのかしら。

わんこのちんこをぺたぺた触りつつ病院に着くと
幸いにもスタッフの女性が残っていらして、事情を話すと
快く入れて下さいました。

看護士さんと話ししてる間、よく見たらお尻にうんこもついちゃってる。
毛が長い分取れねえ取れねえ。
すいませんすいません、と謝りつつそこで体重とおおよその年齢を調べてもらい、
あとは保健所、近所の病院の連絡先を聞き、
何かあったら連絡を下さいと伝えて病院をあとにしました。